ちりとてちん杯番外編②:北陸周遊の強~い味方!トライアングルルートきっぷ
大会後に金沢方面をまわって観光する、ということまで決めたはいいが、私には誤算があった。
金沢の宿が取れない!
三連休なのだ。金沢市内の宿が取れない。
安価な宿泊施設は満室。普段はお手頃な価格帯のはずの宿も、繁忙期価格でちょいと手が出しづらい価格帯になっている。
金沢に寄る計画を立ててから毎日のように宿泊予約サイトで金沢市内の空室情報をモニタリングしてきたけど状況は変わらない。
金沢方面に寄る、と言ったが今回の目的は市内観光ではなく、未乗区間の「七尾線」と「のと鉄道」に乗ること。
だから、朝のうちに金沢に移動して七尾線→のと鉄道で穴水まで行き、戻ってきて今日中に新幹線で東京まで戻れればそれでいいのだ。宿泊先を金沢に拘る必要はなかった。
金沢まで1時間程度の範囲まで広げて探してみると、金沢より手前、福井方面には、駅から近い宿泊施設があまり見つからない。
そこで富山方面まで広げてみると、高岡には予算内で泊まれる宿が見つかった。
金沢から高岡は、IRいしかわ鉄道、あいの風とやま鉄道で40分程度だ。
しかも、この区間も未乗だから、来たついでに乗ってしまいたい。
この区間の往復は、片道820円の切符を別に購入する必要がある。往復1640円。
それと、明日乗る予定の七尾線、のと鉄道も、一筆書きのルートから外れるので別途切符購入。片道2090円、往復で4180円。
んんん?
合計5820円。ちょっとした寄り道のつもりが結構な出費に・・・?
でも心配はいらない。北陸の、特に能登方面の観光にはとっても便利なきっぷがあるのだ。
このきっぷが、「高岡に泊まって能登を観光する」などという、私のちょっとヒネくれた計画を救ってくれることになる。
周遊の強い味方!北陸トライアングルルートきっぷ
JR西日本で発売されている「北陸トライアングルルートきっぷ」!
※2019年4月6日追記
現在は発売されておりません。
※画像はJR西日本のサイトよりお借りしました。
設定期間:2018年4月1日から2019年4月1日
有効期間:2日間
発売額:2800円 (こどもは半額)
自由周遊区間:
JR線(津幡~七尾、高岡~氷見、高岡~城端)
IRいしかわ鉄道(金沢~倶利伽羅)
あいの風とやま鉄道(倶利伽羅~高岡)
のと鉄道(七尾~穴水)
加越能バス「わくライナー」(高岡・新高岡~和倉温泉バス停)
金沢・高岡・能登などの自由周遊区間が2日間乗り降りできるおトクきっぷ!!
なんと、私の移動区間を全てカバーするのである。しかも2日間有効なので、1日目を高岡の宿泊先までの移動、2日目を高岡から出発して金沢、能登観光とフル活用できる。
発売箇所は、北陸エリアのJR西日本の主な駅のみどりの窓口など。
小浜駅は発売エリア外なので、敦賀で途中下車して購入した。
下車ついでに、敦賀駅待合室の先にある「気比そば」に立ち寄る。
おぼろそば 340円。
敦賀名産のとろろ昆布!
麺は黒め。つゆは薄口。
薄口のつゆで頂く蕎麦は珍しいが、とろろ昆布の塩味とバランスが良い。
私はとろろ昆布大好きなので、この倍くらいたっぷり載せて食べてみたい。
そばでお腹もココロも満たされたところで、北陸本線、IRいしかわ鉄道、あいの風とやま鉄道と乗り継いで高岡へ。約3時間半。
金沢ー高岡は未乗区間だったけど、夜で何も見えなかったので、明日改めて車窓チェックだ。
(2018.9.23)