JR東海&16私鉄乗り鉄☆たびきっぷで東海へー計画編ー
7月7日。青春18きっぷの利用期間まであと1週間だが、豊橋に行く用事ができた。
予定があるのは7日の午後。日帰りで十分可能ではあるけれど、鉄道旅は5月の連休以来だし、せっかくだからちょっと遊んできたい。
というわけで1泊2日で予定を立てることにした。
豊橋までのきっぷは・・・
東京都区内から豊橋までの往復運賃は、普通列車利用の場合、東京都区内―豊橋(片道) 5,080円。
新幹線を利用すると、特急券3,340円を加えた8,420円。これだとお財布に厳しいので却下。
始発で出て豊橋に昼頃着けばよいので、普通列車で十分。
すると、往復で1万円ちょっととなるのだが、ここで!!
このきっぷの存在を思い出す。
「JR東海&16私鉄乗り鉄☆たびきっぷ」。
なかなか忘れられないインパクトある名称であるが、これまでイマイチ使いどころがなかったのである。
きっぷの概要はこんな感じ。
「JR東海&16私鉄乗り鉄☆たびきっぷ」 8,480円(2018年7月現在)
- JR東海在来線全線と私鉄16路線が2日間乗り放題
- 特急列車は別途特急券購入で乗車可能
- 東海道新幹線は、新幹線特急券購入で「ひかり」「こだま」に4回まで乗車可能
詳細はJR東海の公式サイトにて↓
http://railway.jr-central.co.jp/tickets/noritetsu-tabikippu/
これならば、今回の旅程の1泊2日まるまる使えるし、観光も乗り鉄も堪能できる♪
ただし、東海エリア内のみ有効なので、フリーエリアまでの運賃は別途必要になる。
JR東海エリアまでのアクセス
東京からJR東海エリアに行く場合、もっともアクセスの良い入口は、熱海駅(東海道本線)か国府津駅(御殿場線)。
それぞれの片道運賃は、
東京ー熱海 1,940円
東京―国府津 1,320円
(※東京からは国府津の方が近いが、東海道線の国府津―熱海間はJR東海フリーエリア外となるので、御殿場線をぐるっと回ることになる。このため多少時間がかかる)
この分を足すと、東京ー豊橋の単純往復よりすこーし高くなる。2日間のJR&私鉄乗り放題を含めればお得ではあるけれど。
ここ、もうちょっと工夫できるんじゃ・・・。
欲が出てきたのでリサーチしてみる。こういう暇だけはある。
発見!小田急線ルート
ココ!
小田急線から御殿場線にアクセスできそうだ。
路線図に見える、松田駅へ直通している路線は、御殿場線乗り入れの特急ふじさん(旧・特急あさぎり)。
普通列車なら、松田の手前からY字に南下している小田原行に乗ることになるので、新松田で下車すれば良い。
新松田駅から松田駅は、徒歩で容易にアクセスできる距離。
新宿ー新松田(780×2) 1,560円
松田―豊橋 JR東海&16私鉄乗り鉄☆たびきっぷ 8,460円
計 10,020円。
単純往復と変わらない値段になった。しかもJR東海と私鉄の乗り放題付き。
御殿場線を周って行くことになるので、モチロン時間はかかる。乗継にもよるが、東海道線に比べてだいたい1時間くらいは余計にかかる。
だけど、私には、今まで乗ったことのないルートというだけで十分な動機なので、
時刻表で列車の詳細な時間を調べ、本来の目的のイベントに間に合う時間に到着できることを確認して即決した。
2日目は丸一日フリーとなるため、これまであまり乗る機会のなかった東海エリアの私鉄を攻めてこよう。
なお、JR東海エリアまでのアクセスは、予算や所要時間を度外視するなら、
「甲府から身延線」「辰野から飯田線」なんてのも可能だ。2日間あれば結構色々遊べそうなきっぷではある。
※「JR東海&16私鉄乗り鉄☆たびきっぷ」はJR東海の主要な駅で買えるけど、国府津・辰野・甲府など、フリーエリアの起点はJR東海ではないので購入できない点に注意。JR東海ツアーズなどの旅行会社窓口で事前に購入する方法もあります。
このきっぷで実際に旅した旅行記は↓