乗り鉄☆たびきっぷ乗車録①(東京ー豊橋)

JR東海&16私鉄乗り鉄☆たびきっぷで豊橋へ。
往路のプランはこんな感じだ。

乗り鉄☆たびきっぷはJR東海の対象エリア内の駅でのみ発売のため、東京から出発の場合はまず通常運賃で対象エリア内まで赴く必要がある。
JRのみで行く場合の入口は国府津(御殿場線)か熱海(東海道本線)。
事前のリサーチによると、小田急線で新松田まで行き、御殿場線・松田駅からJR東海エリアに入るのが最安ルート。
今回は御殿場線経由で行っても充分間にあう旅程なので、このルートを検証してみることにした。

しかし当日は、豪雨の影響で、列車ダイヤが大幅に変更となっていた。
前日夜の時点で、大雨で御殿場線の御殿場〜山北が運休していた。
御殿場線が運行していない場合は東京駅から東海道本線に切り替えるプランも作成して備えた。

とは言え気がかりでよく眠れない。4:30起床。
7日早朝の時点で御殿場線は本数減で運行。
JR東海のホームページで確認すると、運休予定の列車が掲載されていた。

乗車予定の列車は運休になっていないようなので、とりあえず新松田へ向かう。

新宿~新松田→松田駅へ

新宿 0545 → 新松田 0704 /小田急小田原線急行 小田原行
微妙に座れないくらいの混み具合。
小田急線は全線ICカード対応のため、新宿ー新松田で772円。

新松田駅北口を出て左、道を渡るとすぐにJR松田駅がある。

松田駅

人が外まで溢れてる。不安がよぎる。
列車止まってるのか、遅れてるのか…

駅舎に入ると、案の定、駅員さんが遅延の説明に追われている。
表示板には「10分遅れ」と出ているが、さらに遅延は拡大している様子だ。

駅員さん一人体制なのに、きっぷ購入の列、遅延の問い合わせ、さらに刻々と列車の到着時刻が変更となり大変な状態。
お一人で遅延の説明してきっぷ売って放送してる。大変そう。

乗り鉄☆たびきっぷを購入するため窓口に並ぶ。
前の人も同じ切符を買おうとしていたようで、「”16私鉄”下さい」と言っていたが駅員さんに伝わらない。
何回も言い直して、ようやく駅員さんが「あ~、”乗り鉄”ね」と仰り、無事購入できた模様。

スムーズに購入するには「乗り鉄」と言わなければならないようだ。
買う時から既に恥ずかしい。だが目的達成のためには言わねばならん。

自分の番になり、前の人に続いての同じきっぷ購入で多少はハードルが下がったためか、
「乗り鉄☆たびきっぷください」
意外にすんなり言えた。

ちなみに、乗り鉄☆たびきっぷは、「きっぷ本体」「新幹線乗車用(新幹線利用時に押印される)」「ご案内3枚」の5枚綴りであるが、

乗り鉄☆たびきっぷ

左上がホチキスで留めてあった。
ご案内がワラワラ付いてくるきっぷは何度も購入しているが、ホチ留めは初めてだ。
もっとも、乗り鉄☆たびきっぷは自動改札を通らないきっぷであるし、
新幹線用の券は常にセットにしておかなければならないから、これでいいのだ。

松田にて計画変更!小田原経由で沼津へ

松田駅から御殿場線沼津行に乗る計画であったが、どうやら30分以上の遅れらしい。
大雨による山北〜御殿場間の徐行。駅到着時には「遅れ10分」だったけれど、刻々と遅れが開いているようでこの先どうなるか分からない。
今日は豊橋でイベントを見るのが目的だから、御殿場線は諦めて、小田急線で小田原まで行き、東海道本線に合流することにした。
追加で発生する運賃は

新松田ー小田原 216円
小田原ー熱海  410円

結局、往路に関しては東京から東海道本線一本で熱海に来るのと金額的にあまり変わらないことになってしまった。

新松田 0734 → 小田原 0743 /小田急小田原線 急行 小田原行
小田原駅でJRに乗り換え。
熱海までは乗り鉄☆たびきっぷのエリア外のため、券売機で熱海までの乗車券410円を購入。

小田原 0750 → 熱海 0814 /東海道本線 熱海行

根府川のあたりまで来ると晴れて青空が覗いている。
東海道本線は東京方面からの乗客でそこそこ席が埋まっている。
クロスシートの海側は一杯だったので、山側の席を確保。

湯河原駅のホーム山側に紫陽花が植えてある。
そういえば、東海道本線はいつも海側に座っており、これまで山側の景色をちゃんと見たことはあまりなかった。

熱海 0823 → 沼津 0841 /東海道本線 沼津行
乗り継ぎ時間でトイレにも行き、席も確保できてひと喜びしたが、ここは熱海〜沼津の短距離輸送。
この辺はロングシートで窓の日除けが下りてることが多く、景色の印象があまりない。

沼津からは計画通り

元の計画では、御殿場線で松田ー沼津、沼津から東海島本線で豊橋。

ここで当初の計画と同じ列車に追いついた。
跨線橋渡って2番線へ。乗り継ぎ時間少ない…

沼津 0844 → 浜松 1053 /東海道本線 浜松行
211系・313系併結 6両編成 トイレあり!!
ここの区間には多くは求めない。トイレがある編成に当たっただけで満足なのだよ…

次の列車は降りたホーム反対側に、10:56頃入線
浜松 1103 → 豊橋 1137 /東海道本線 豊橋行
313系・転換クロスシート!

あとは座ってのんびりしてれば目的地に着く安心感。

豊橋にて

なんやかんやで朝から何も食べていなかったので、豊橋駅に着いたらまずは腹ごしらえ。
豊橋駅構内のフードエリアにある「壷屋」で昼食。

「壷屋」さんと言えば、構内で稲荷寿司販売もやっており、何度か購入しているが、
蕎麦屋に入るのは初めて。

麺は、蕎麦・うどん・きしめんが選べる。
「ポンポコラーメン」というご当地麺も気になるが、今回はきしめんをチョイス。

壷屋 きしめん&稲荷セット
きしめん稲荷セット 490円
黒い、濃いめの鰹出汁。ここまで黒い出汁は関東でもあまり見たことがない。
つゆは甘じょっぱく、これまで食べたことのあう蕎麦やうどんとは全く違う味。
この甘辛さは癖になるかも。薬味はおあげ、カマボコ、ネギ。
おあげも稲荷も味が染みていて美味しい。

お腹を満たしたところで、大きい荷物をコインロッカーに託し、
豊橋鉄道市内線で本日の目的地へ。

帰り道にはもちろん、豊橋鉄道市内線を終点まで乗ってまいりました。
乗り鉄☆たびきっぷは豊橋鉄道も乗り放題。活用しない手はありません。

運動公園前

終点①運動公園前

赤岩口

終点②赤岩口。乗り場が狭すぎる。

市内線には「赤岩口行」と「運動公園前行」があるが、この2駅は徒歩圏内なので、まずは運動公園前まで乗り、赤岩口まで歩く。10分くらい。
いろいろ見るべきものはあったのだろうが、写真がほとんど無いのは、歩いてる途中で雨が降り出したせいだ。

駅前に戻った時にはかなりの降りになっていた。
傘も気休め程度、そぼ濡れながら「勢川」さんでカレーうどんを食べて宿に向かいましたとさ。

カレーうどん

豊橋に来たらこれ!

汁ハネ対策エプロン

このエプロンは限定柄?

昼も夜も麺だが気にしない!!

明日へ続く。

(2018.07.07)