乗り鉄☆たびきっぷ乗車録②(武豊線)

前回の記事はこちら↓

乗り鉄☆たびきっぷ乗車録①(東京ー豊橋)

乗り鉄☆たびきっぷを利用し乗りつぶしの一日。

朝はのんびり宿を出発。
普段は始発から乗り回す故になかなかありつけない「宿泊施設のバイキング朝食」を頂く。

バイキング朝食

何かお腹がご機嫌ナナメだったので少な目だ。シシャモの脇の申し訳なさそうなスペースが物語っている。
でも郷土料理はきっちり抑える。アナゴ飯。そしてここでもカレー。

東海道本線で大府へ

今日の最初の目的地は武豊線。ここを乗りつぶせば、JR東海完乗となる。

豊橋 0733 → 大府 0850 /東海道本線 普通 岐阜行
1時間超の乗車になるので早めに駅に向かい、クロスシートの窓側を確保。
車内には自分だけ。さながらプライベートジェット気分だったが、すぐに部活と思しき男子高校生の団体が乗ってきて、気が付きゃ一両まるごと貸し切り状態に。高校生の集団に囲まれぽつねんと、完全にアウェーだ。引率の先生に見えなくもない…かもしれないが。
妙に居心地悪かったが、高校生の集団は意外とすぐに降りていった。
ちなみに大府に着くまでの間、お腹がなんとも言えない激痛で、あまり記憶がない。

武豊線でJR東海完乗

大府駅

大府 0903 → 武豊 0939 /武豊線 武豊行
2番線に入線。名古屋発だから既に結構人が乗っている。

区間快速武豊行
大府で降りる人もそれなりにいるので、座れるくらいには空いていた。

車窓。曇り空

発車直後はこんな天気だったが、武豊に着く頃にはよく晴れていた。

大府~武豊間は19.3km。
JR東海最後の未乗区間は、日常の中を淡々と走ってあっという間に終わってしまった。

全線完乗を目指す時、「どこで達成するか」というのは結構頭を悩ます問題だ。
時間も労力もかかる大事業(?)である故に、過剰にドラマを求めてしまうけど、現実はそうもいかない。
そもそも多くの場合、乗車率0%の状態からいきなり目標を持って全線完乗を目指すのではなく、ある程度乗ったなというタイミングでふと、ここまで来たら100%イケるんじゃないか、ええい行ってまえ!という勢いで完乗チャレンジに足を踏み入れるパターンになるのではないかと(多数派かどうかは保証できないがとりあえず私はそうだった)。
だから、最初からここぞという路線を決めていて、計画通りフィニッシュというのはあまり現実的ではない。
私で言えば、残存線区の乗車順までは決めていないけど、何となく、最後は盲腸線で乗り終えたいと思う。

 

武豊駅外観

駅舎外観

終点・武豊駅。
JR東海完乗の感慨に浸る間もなく、折り返し列車の発車まで時間もないので駅舎と駅前を軽く散策。

ホームは一面のみ。トイレはホームにある。

待合室の木製ベンチ

年季の入ったベンチ

武豊駅ホーム

半円状の階段が気になる

 

武豊 0955 → 大府 1024 /武豊線 区間快速 名古屋行

313系車内

乗ってきた列車で折り返し。
往路と違うのは、武豊発車の時点で車内がガラガラだという事。同じ313系が全く別空間のようだ。

~半田駅~
右車窓を眺めていると、駅前にSLが見えた。
今まさにお手入れされているのか、水を運んでいる人がいる。

半田駅前のSL

車窓から見た半田駅前のSL

~亀崎駅~
ここは「日本最古の現役駅舎」と呼ばれているそうだ。
茶色い木造駅舎は、綺麗に塗られた塗料のせいだろうか、それほど古びた感じはない。
こぢんまりとした駅ではあるが、ホームには思いのほか沢山の人々が列車の到着を待っている。
ドアが開くと若者がどっと乗ってきてほとんどのクロスシートが埋まる。
みんなどこへ行くのだろう。日曜だから名古屋あたりに遊びに行くのだろうか。
そんな事を考えながら、駅舎の佇まいと乗ってくる人波のギャップに驚いていたらあっと言う間に発車。
後から思えば、ここらで途中下車しても面白かったかもしれない。

結局、どこにも下車せず大府に着いてしまった。

大府駅外観

大府駅

本日2度目の大府。

改札出て駅舎の外に出てみたら、急に雨が降ってきた。
結構大粒の雨。駅前チェックもそこそこに駅に駆け込んだ。

次なる目的地は…新所原。

(2018.07.08)